今日、アリババ(ティッカーシンボル:BABA)の新規株式公開(IPO)ロードショウが正式にキックオフされました。

ニューヨークのウォルドーフ=アストリアで大きなグループ・ランチがあったのですが、そのプレゼンの最中に(大変だ! このIPOは思っていたよりホットになるぞ!)と感じた参加者が、先回りするためヤフー(ティッカーシンボル:YHOO)の株に成り行き買いを入れ始めたのです。

このためヤフー株は12:30PM頃からじりじり上がり始めました。

YHOO

今回のディール後もヤフーはアリババの株式の16%を保有し続けます。

そこで忘れはならないのがソフトバンクの存在です。ソフトバンクは下のパイチャートにあるように、アリババの最大株主です。

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若しヤフー株がフライング気味に上昇しているのなら、当然、ソフトバンクの株も同じノリで騰がると思われます。

言い換えれば、アリババのロードショウが投資家に好感されているか、いないかは、ヤフーの株価を見れば察しが付くというわけ。


PS.下はCNBCのレポーター、ケイラ・タウシェの前線からの戦況報告です。ウォルドーフのグランド・ボールルームは満員御礼で、他の宴会場にも溢れた投資家を誘導したそうです。ランチから出てきた投資家たちは、口々に「こんなIPOは、過去に見たことない!」と驚嘆していたそうです。(おいケイラ! おまえコーフンし過ぎダロ? www おさえろよ、レポーターなんだから)