ライフ【昭和天皇実録】「ご聖断」ソ連参戦で決意 報告の18分後「終戦」側近に指示 公表の「実録」時系列から判明+(3/3ページ)(2014.9.9 05:10

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【昭和天皇実録】
「ご聖断」ソ連参戦で決意 報告の18分後「終戦」側近に指示 公表の「実録」時系列から判明

2014.9.9 05:10 (3/3ページ)皇室

昭和天皇

 明治34(1901)年4月29日、皇太子時代の大正天皇の第1男子として誕生。名は裕仁(ひろひと)、幼少時の称号は迪宮(みちのみや)。大正10(1921)年に20歳で摂政に就き、15(1926)年に25歳で第124代天皇として即位。天皇陛下をはじめ男女7人の皇子をもうけた。即位後、日本は満州事変、日中戦争を経て先の大戦に突入。昭和20(1945)年8月10日の御前会議で降伏を決断し、15日にラジオによる「玉音放送」を通じて終戦を国民に告げた。64(1989)年1月7日、十二指腸乳頭周囲腫瘍(腺がん)のため、87歳で崩御した。

実録

 天皇・皇族の事跡を時系列にまとめた記録。「実録」ではなく「紀」と命名された実録もあるが、本質的には変わりがない。昭和天皇実録は宮内庁が平成2年に編纂を開始。2度の計画延長を経て、24年5カ月をかけて今年8月21日に完成。宮内庁は全61巻(1万2137ページ)を天皇、皇后両陛下に奉呈(献上)した。分量は天皇の実録としてこれまで最長だった明治天皇紀の1・5倍。

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