県立金沢文庫における参考展示品の盗難について
掲載日:2014年9月8日
平成26年9月8日
記者発表資料
県立金沢文庫における参考展示品の盗難について
県立金沢文庫では現在、企画展「仏教美術逍遥」を開催中ですが、このたび参考展示品の一部が盗難により紛失したため、9月7日日曜日に金沢警察署に被害届を提出しましたので発表します。
1 被害の状況と経過
9月7日日曜日午後4時30分頃、館内巡視中の職員が、1階吹抜展示室に設置している弥勒菩薩立像(複製)の前に参考展示している、檀上荘厳具(だんじょうしょうごんぐ)11種類48点(模型)のうち、独鈷杵(とっこしょ)1点が紛失していることに気付きました。
9月5日金曜日の閉館後に報道機関による取材がありましたが、その終了時点で、檀上荘厳具に異常がなかったことを職員が確認していることから、紛失は9月5日金曜日午後6時以降、9月7日日曜日午後4時30分までの間と考えられます。また、この間の閉館時間における機械警備に異常はありませんでした。
こうした状況から、開館時間中に盗難にあった可能性が高いと判断し、9月7日日曜日午後5時40分頃、金沢警察署に通報し、被害届を提出しました。
(参考)
檀上荘厳具(11種類48点)は、平成2年に金沢文庫が4,542,300円で購入した備品で、独鈷杵は、長さが約15cmの棒状、色は金色、重さは約200から300gです。
2 今後の対応
企画展は継続しますが、檀上荘厳具については、透明な糸状のもので、それぞれ結合するなど、盗難防止を強化してまいります。
(問合せ先)
- 教育局生涯学習部生涯学習課
- 課長 花田
- 電話 (045)210-8330(直通)
- 県立金沢文庫
- 副文庫長 佐藤
- 電話 (045)701-9069(代表)