前回は追い風に乗って民主が複数議席を獲得したが、今回は自民が巻き返しを図る。民主、自民の激戦区である2区に日本維新の会が候補者を擁立する影響がどう出るかも注目される。
2区は前回、比例で復活当選した山口が民主の政策を批判し、地盤を固める。公明との協力も進めて支持拡大を目指す。前回、選挙区で初当選した高井は文部科学副大臣などの実績を掲げて追い上げを図る。元通信社記者の谷川は新鮮さをアピールする。
1区は元官房長官の仙谷がエネルギー問題などをテーマにした地元の集会を開催し、支持固めを続ける。元県議の福山は組織票の獲得に全力をあげる。
3区は知名度で勝る後藤田に、小選挙区で前回惨敗して比例で復活した仁木が挑む。
1区(民)
〈徳島市、名東郡〉
仙谷 由人 66 民 前
福山 守 59 自 新
古田 元則 64 共 新
2区(民)
〈鳴門市、板野郡など〉
高井 美穂 40 民 前
山口 俊一 62 自(麻)前
手塚 弘司 51 共 新
谷川 俊規 51 維 新
3区(自)
〈阿南市、小松島市、海部郡など〉
仁木 博文 46 民 前
後藤田正純 43 自(無)前
谷内 智和 32 共 新
小松 由佳 30 諸 新