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産地偽装事件製茶会社など送検
09月08日 19時06分

産地偽装事件製茶会社など送検
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三重県四日市市の米の卸売会社による産地偽装事件で、警察はこの会社が、加工用の米を主食用と偽り、販売するのに関与したとして、四日市市の製茶会社などを、米トレーサビリティー法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、四日市市の「稲垣製茶」と、42歳の社長、それに三瀧商事の元幹部ら合わせて4人で、警察によりますと、去年5月、加工用の玄米を主食用だと偽って伝票に記載したとして、米トレーサビリティー法違反の疑いが、持たれています。
この法律は、米の生産者や販売に関わった業者に対し産地や流通経路を記録することなどを、義務づけたもので、4年前に施行されました。
警察によりますと、4人は、いずれも容疑を認め、このうち、製茶会社の社長は「三瀧商事には恩があったし、影響力を考えると、断れなかった」などと供述しているということです。
この事件で警察は、四日市市の玄米の加工会社などについても、8月、同じ容疑で書類送検しています。