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贈賄罪 業者が起訴内容認める
09月08日 19時06分

贈賄罪 業者が起訴内容認める
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岐阜県美濃加茂市の市長が、浄水設備の導入をめぐって賄賂を受け取った罪に問われている事件で贈賄の罪に問われている業者の裁判が、名古屋地方裁判所で開かれ、業者は起訴の内容について、間違いないと述べて、認めました。
岐阜県美濃加茂市の市長、藤井浩人被告(30)が浄水設備の導入をめぐって、賄賂を受け取った罪に問われている事件では、名古屋市の業者「水源」の社長、中林正善被告(44)が、現金合わせて30万円の賄賂を渡した罪に問われています。
8日、中林社長の裁判が、名古屋地方裁判所で開かれ、社長は起訴された内容について「間違いございません」と述べて認めました。
このあと検察が、事件のいきさつについて説明し「被告は、当時、市議会議員だった市長に対して、力を貸してほしいという気持ちから現金を渡すことを決めた。去年4月に2度、飲食店で、同席者が席を外した際に『少ないけど足しにしてください』と言い封筒に入れた現金を渡すと、市長が『すみません。助かります』と言って、受け取った」と主張しました。
一方、この事件で藤井市長は、現金を受け取ったことを一貫して否定し、無実を訴えています。
市長の初公判は、9月17日に開かれます。