知事「サッカースタジアム造るべき」東静岡地区の再開発に一石
長年の静岡市の懸案に川勝知事が一石を投じました。JR東静岡駅周辺の開発整備についてきょう川勝知事は駅北口にある静岡市の土地についてサッカースタジアムを作るべきとの考えを示しました。 < 続きを読む
長年の静岡市の懸案に川勝知事が一石を投じました。JR東静岡駅周辺の開発整備についてきょう川勝知事は駅北口にある静岡市の土地についてサッカースタジアムを作るべきとの考えを示しました。
この市の土地をめぐっては市の体育協会が田辺静岡市長に多目的アリーナ建設の要望も出しています。また田辺市長は、つい1週間前に市の第3次総合計画の骨子案を発表した際、向こう8年を示すこの計画案に具体的に何を建設するか盛り込みませんでした。
判断の先延ばしです。
しかし、川勝知事は8日、こうした田辺市長の態度についても批判しました。
川勝知事はアリーナ案については県が草薙に建設中の新体育館があるため必要ない、との認識を示しました。
会議では、有識者から東静岡と日本平、三保松原など現在、点在している地域を線や面にしていく事が重要との意見が出ましたが、8日は具体案は一切挙がりませんでした。今後、この有識者会議では、県の所有地と静岡市の所有地をどう組み合わせて開発していくかが議論されることになりますが、知事が「スタジアム建設が妥当」と表明した影響は大きく、田辺市長は決断を早めるよう迫られたように見えます。 > 折りたたむ