2014年09月08日
30年ぶりに復活し大きな話題となった『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』から2年―。2代目宇宙刑事シャリバンと2代目宇宙刑事シャイダー、それぞれが主人公のVシネマ『宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATION』(10/10発売)と『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』(11/7発売)の上映イベントが9月7日(日)、東京・ニッショーホールにて開催されました。
当日は新作2作の上映のほか、串田アキラによる新作主題歌「宇宙刑事NEXT GENERATION」の披露や、豪華キャストによるトークショーも実施!「シャリバン編」からは2代目シャリバン=日向 快役の三浦 力の他、セイギ役の馬場良馬とシシー役の桃瀬美咲、そして初代シャリバン=伊賀 電役の渡 洋史が登壇。「シャイダー編」からは、2代目シャイダー=烏丸 舟役の岩永洋昭と初代シャイダーの相棒・アニー役の森永奈緒美が登壇。そして両作をクロスオーバーして活躍する2代目ギャバン=十文字 撃役の石垣佑磨と両作のメガホンをとる坂本浩一監督も登場し、会場を盛り上げました。
コメント
三浦 力(2代目シャリバン・日向 快 役)
これまでの作品(『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』)では、日向 快がどんな人物なのか詳しくはお届けできなかったので、自分としても快のキャラクターを理解したかったし、またやりたいと思っていました。常に周りを疑いの目で見て人に接しているクールな役で、普段の自分とはかけ離れているので、現場では苦しい部分がありました。でもその分やりがいがありました。渡(洋史)さんには、役としても個人としても認めてもらいたいと思いながら演じたので、それが2人のシーンに表れていたらいいなと思います。 |
岩永洋昭(2代目シャイダー・烏丸 舟 役)
三浦(力)くんと同じく、続けてやりたい気持ちが強かったので出演できて嬉しいです。撮影に入る前に坂本監督と色々話したとき、快と舟では、戦い方もキャラクターもガラッと変えたいと伺いました。監督から提示されたものが僕のイメージとぴったり合っていたので、それに沿って演じたという感じでしたね。僕はもう先代(初代シャイダー=沢村 大を演じた円谷 浩)と共演することはできないけど、ずっと見守って下さっているんじゃないかなと勝手に思っています。 |
石垣佑磨(2代目ギャバン・十文字 撃 役)
『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』をはじめとして、その他の作品にも2代目ギャバンとして出演させていただいて、そのあとの1つの夢が“宇宙刑事シャリバン、シャイダーへ続くこと”でした。3年連続でこの役をやらせていただいて、さらなる未来があればと願っていました。皆さんのおかげで実現して幸せです。また地球に戻ってくるので、応援よろしくお願いします! |
馬場良馬(エステバン・セイギ 役)
『特命戦隊ゴーバスターズ』のブルーバスター役以来、「2回目のヒーローですね!」と皆さんによく声をかけていただきますが、“ヒーロー”と呼んでいいのか不安です…。そして、素直に喜べないというこの葛藤を抱えて今日まで生きてきました(笑)。 (三浦)力くんは1つ上の先輩で、お兄さんのようでした。渡さんと力くんのこの作品にかける意気込みや、シャリバンに対する愛にひっぱってもらいましたし、それによってチームワークが高まったと思います。 |
桃瀬美咲(シシー役)
三浦さんは、優しくてお兄ちゃんみたいな存在でした。実は現場では「シャリバンよりもシャイダー派です!」とご本人に言っていたのですが、それは人見知りの私なりの照れ隠しで…。本心は、今日伝えられたらと思って来ました。私は、“初代”シャリバンが好きです!(笑) |
渡 洋史(初代シャリバン・伊賀 電 役)
彼らの若さには負けますね!楽屋でもパワーがすごい。(「でも楽屋で一番話してるのは先輩ですから!」と石垣(佑磨)が突っ込むと、「その言葉、そっくり返す!」と渡。息の合ったやりとりに、会場からは拍手が起こりました!)30年ぶりの伊賀 電役ということで、本来なら忘れ去られていてもおかしくない存在なのに、こうして再認識していただけるのがとても嬉しいです。デザインもかっこいいし音楽も素晴らしいですよね。出来上がりはご覧いただいた通りなので、次回もあれば、楽しみにしていただきたいです。 |
森永奈緒美(アニー 役)
しばらく女優業から離れていましたので、30年近くたって皆さんがっかりされてるんじゃないかと不安でした。(その不安を払拭させるかのように、客席からは「おかえり!」とあたたかい声援が送られました)ここに今いるのが夢のようです。まだ実感がない感じですが、色々な方との繋がりでこうして参加させていただくことができて良かったです。本当にありがとうございます。 |
串田アキラ(主題歌)
ドラマ出演は約40年ぶりです。今回も主題歌だけで、と思っていましたが、宇宙刑事にはずっと憧れがありましたから、ヒーローとしてではなくてもこうして出演できて幸せです。 当時見て下さっていた皆さんは、長い時間が経っても主題歌をずっと心に残してくれている方が多いですね。本作の主題歌「宇宙刑事 NEXT GENERATION」も、渡辺宙明先生の新曲で覚えやすいと思います。今回のこの曲もぜひ心に残してほしいです。(荒川稔久先生による)歌詞の内容もすごく好きなので、覚えていただきたいと思います。 |
坂本浩一(監督)
「2作品の違いがはっきりわかること」「2作品合わせて楽しめること」を心がけて、脚本や演出にこだわりました。『仮面ライダーアクセル』のときもそうでしたが、お色気やヴァイオレンスの幅が広がるのがVシネならではの良いところなので、注目していただきたいです。普段の特撮作品の現場は若い子が多いけど、2代目宇宙刑事の3人は大人で、しかもいいおじさんが揃っていましたから(笑)、オーディオコメンタリーを聞いていただくと“男子中学生の休み時間”みたいになっていてかなり楽しめると思います(笑)。アクションも得意な方ばかりだったので、やりやすく楽しい現場でしたね。 |
トークショー中、突然石垣から「やりたかったことがある!」と提案があり、それぞれの変身シーン「蒸着」「赤射」「焼結」を披露する場面も!さらに渡と三浦による「W赤射」が行われると、会場は大興奮!大きな拍手が巻き起こりました。
W赤射!!
最後に三浦から、「素晴らしいチームで、これからも宇宙刑事を続けていけるよう頑張っていくので、皆さんぜひ応援して下さい!」と挨拶があり、イベントは大盛況のうちに幕を下ろしました。
Vシネマ『宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATION』は10月10日(金)、『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』は11月7日(金)発売!
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