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産経新聞捜査で国境なき記者団が韓国を批判
9月9日 4時11分

産経新聞捜査で国境なき記者団が韓国を批判
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産経新聞のソウル支局長が韓国のパク・クネ大統領について記したコラムを巡って、韓国の検察から捜査を受けていることについて、ジャーナリストの国際団体「国境なき記者団」は、「報道機関が政治家の行動に疑いを持つのは普通のことだ」として、韓国政府の対応を批判しました。

これは先月3日の産経新聞のウェブサイトに掲載されたコラムについて、パク・クネ大統領の名誉を傷つけたとする韓国の市民団体の告発を受け、ソウル中央地方検察庁がコラムを執筆したソウル支局長から事情聴取を行ったもので、起訴に踏み切るのかどうかが注目されています。
これについてジャーナリストの国際団体「国境なき記者団」は8日に談話を出し、「報道機関が大統領を含む政治家の行動に疑いを持つのは極めて普通のことだ。大統領の行動を解き明かすのは公共の利益にかなうテーマだ」と指摘しました。
そのうえで韓国政府に対し、ソウル支局長に課している出国禁止措置などを解除するよう求めています。
この問題では、日本新聞協会も先月29日、「報道機関の取材・報道活動の自由、表現の自由が脅かされることを強く懸念する」などという代表幹事の談話を発表しています。

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