8日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、司会の宮根誠司氏が生放送中に、突然スタッフからカンペを取り上げる珍事が発生した。

この日は、錦織圭選手が、全米オープンテニス男子シングルスの準決勝で、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手に勝利して決勝に進んだニュースについて特集。

そこで、番組ではプロテニスプレーヤーの杉山愛が中継で出演し、この試合について解説した。問題の場面は、杉山が錦織選手のコンディションなどについて説明している時に起こった。

宮根氏は杉山との会話中、突然「それ何なの?ちょっ、見せて。意味分かんないけど。何これ?」と言い、スタッフからカンペを取り上げ「あなたの考えですか?」とスタッフを問い詰めた。

スタジオは一気に不穏な空気になったが、宮根氏は気にする様子もなく「こういう人間が多いんですよ。あのね、スタッフでちょっとテニスかじってる人間がね、知ったかぶりしてるんですよ」と、不満を一気にぶちまけた。

「なぜ全米で?」と、手書きで書かれたカンペをそのままカメラに向かって示した宮根氏は、カンペ通り「なぜ全米でできたのか」と杉山に問いかけながら「興味あるかな視聴者の人?」と疑問を呈した。

これに対し杉山は、全米オープンのハードコートは錦織選手と相性が良いなどと質問に答える形で解説したが、宮根氏はなおも不満がおさまらない様子。

カンペをなおも手に持ったまま「しかしさ、みなさんね、全国ネットなのにこんなの書かされて喋らされてんですよ、僕ら。情けないわぁ、錦織選手、世界で活躍しているのに」と漏らして、ようやくカンペをこのスタッフに返した。

突然の宮根氏の行動に出演者からは苦笑が漏れたが、続けて宮根氏はスタジオを指して「僕らのハードコートです、ここが」と言い、笑いを誘った。

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