岩手・奥州市女性遺体事件 警察にストーカー被害の相談も

09/08 19:06
岩手・奥州市のホテルで、23歳のアルバイト店員女性が遺体で見つかった事件で、女性は、警察にストーカー被害を相談していた。
9月1日、警察に元交際相手とのトラブルについて相談していた、アルバイト店員・松本瑞希さん(23)。
しかし、その4日後、松本さんは、岩手・奥州市のホテルのベッドの上で、首にタオルが巻かれた状態で死亡しているのが見つかった。
そのすぐそばには、両手首にけがをした元交際相手の男が倒れていた。
事件の数週間前、松本さんは、男から異様なメールを受け取っていた。
手首を切った写真のメール。
さらに男は、「貸した本を返せ」や「テレビを買った金を返せ」など、松本さんに、執拗(しつよう)にメールを送っていた。
松本さんは9月1日、メールの件について、警察に相談をしていた。
しかし、警察は、相談内容だけでは、ストーカー行為にはあたらないと判断したという。
警察は、男に電話で注意したが、結局、ストーカー規制法に基づく警告はしなかった。
防げなかった悲劇。
瑞希さんの家族は8日、「最愛の瑞希を、理不尽な犯罪によって突然奪われてしまった現実に直面し、深い悲しみの淵に立たされております。また、瑞希自身も、さぞかし無念であったことと思います」とのコメントを出した。
警察は、殺人事件として捜査しており、男の回復を待って、くわしく話を聴く予定。 (岩手めんこいテレビ)

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