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ボールを投げて遊ぶ「壁」設置9月8日 17時19分
キャッチボールなどが禁止された公園が多くなるなか、子どもが野球に親しんでもらえるようにと、ボールを投げて遊ぶための「壁」が都内の小学校に設置され、プロ野球選手も参加して贈呈式が開かれました。
これは、日本野球機構がプロ野球誕生80周年の記念事業として始め、最初の「壁」が東京・港区の青南小学校に設置されました。
「ベース・ウォール」と名付けられた「壁」は、ウレタンなどが材料で、高さが2メートル70センチ、幅が7メートルあり、バッターの絵やストライクゾーンの目安となる枠が描かれています。
小学校で行われた贈呈式では、本拠地が近いヤクルトの選手2人が参加し、記念のプレートを代表の児童に手渡しました。
続いて、選手たちがボールの投げ方を教えたあと、実際に壁に向かってボールを投げるミニゲームを行い、子どもたちは歓声を上げながら楽しんでいました。
ゲームに参加した男の子は「この壁を使ってコントロールを良くしてプロ野球のピッチャーになりたいです」と話していました。
ヤクルトの森岡良介選手会長は「子どもたちがキャッチボールできる場所が少なくなっていると思うので、ぜひ、この壁を使ってもっと野球を知ってほしいです」と話していました。
この「壁」は、プロ野球の本拠地がある都道府県の小学校や公園、合わせて12か所に年内に設置される予定で、日本野球機構では、将来はすべての都道府県に設置したいとしています。
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