ジャーナリストの本田雅一氏は、自身のTwitter上にて、日本向けのスマートフォンに関して、意味深な情報をツイートしました。
某製品はキャリアロゴを入れず、全キャリアから同時発売とか。どうせならアップルみたいに日本向けSKUを1個にして、SIMフリー版を独自流通させればいいのに
— 本田雅一(本人未確認) (@rokuzouhonda) 2014, 9月 8
全キャリアを大手携帯3社とすれば、同じ機種を販売しているのは、現時点でAppleのみです。
ライバルのSONYも、SoftBank向けのXperia Z3を機に、大手3社でXperiaを取り扱うとの観測が強まっています。
NTT docomoは、同社のLTEブランド「Xi(クロッシィ)」を明記したキャリアロゴの表記を、各メーカーに求めてきました。SONYのXperiaシリーズにも、そのロゴ表記が求められており、XPERIAは前面下部にSONYロゴを、上部に「NTT docomo Xi」ロゴを刻印しています。
しかしApple社のiPhone 5s / 5cは、そのロゴを本体に表記しない、特別待遇を受けています。
SONYのXperiaも、全社投入をきっかけに、Appleと同様、メーカーの発言力が大きくなったとの見方をすることもできるかもしれません。
Xperiaはロゴ配置を含めて、美しくデザインされている一方、NTT docomo版はキャリアロゴがそれを阻害しており、ユーザーの不評を買っていました。しかしデザイン的にメーカーの望んだものに統一されるとすれば、NTT docomo版のネットワークとサービスが純粋に評価されることとなり、NTT docomoにとってもメリットがありそうですね。
加えてAppleは、SIMフリーモデルをApple Storeで販売しています。Xperiaについても、SONYストアでSIMフリーモデルが購入できるようになったら嬉しいですね。期待しておきたいところです。