現代のランナーにとって走ることと同じくらい大切なもののひとつに「記録」があるのではないだろうか。
それはつまり大会へ向けた調整に必要なことであり、体調の変化をすぐに発見できる財産でもある。初心者にとってはモチベーションを維持する上ではもっとも大事な部分でもあり、その記録はノートに記したりデジタルで残したりと様々なものがある。
ランニングというスポーツは競技であるとともに、いまや一般人にまで感心がひろがっているのは確かである。もはや健康維持のためのスポーツ以上の価値が存在している気がするのだ。
今回ご縁があり、ナビゲーションシステムや数多くの車載用ドライブレコーダーを開発販売する PAPAGO JAPAN 株式会社 様より、アジア圏では人気のあるアウトドアスポーツウォッチ『GoWatch770』のレビュー依頼をお受けしました。
実際に商品を送っていただき現在その使用感を検証しているところですが、今回はレビュー記事第一弾ということで 開封レビュー をさせていただきます。
なにぶん、GPS内蔵スポーツウォッチを利用したランニングやアクティビティの経験がないので比較対象とするものはありませんが、逆にいうと率直な感想をもつことができるのではないかと思っています。
それではどうぞお楽しみください!
(各写真は画像クリックで拡大します)
『GoWatch 770』開封の儀
外観と同梱品
ケースはとてもシンプルで飽きのこないデザインとなっています。
ケースを開けた状態。本体の他に同梱品としてUSBケーブルとマニュアルがキレイにまとまってました。
本体はこちら。余計な装飾はいっさいなく、必要最小限のデザインとオシャレな造りでカジュアルでも使えそうです。保護シートには時刻がプリントされてあります。
USBケーブルには端子の反対側に変形のプレートがついていました。おそらくGoWatch770側に装着するのでしょうね。
マニュアルは2部。台湾で上場された会社ですので言語に不安がありましたが、ちゃんと読みやすい日本語に対応されてて安心しました。(日本法人があるくらいですからね 汗)
保護シールを剥がして本体を手に取ってみます
(残念なことに上下逆さまに持ってる…)保護シールを剥がしケースから取り出したところです。
充電はされていない状態で出荷されているので、まずはマニュアルにあるようにUSBをPCに繋ぎ2時間ほど充電してから使える状態にあるようです。
画像にあるバックパネル部の端子にUSBケーブルについている変形のプレートを当て(ベゼルサイドに溝があります)はめ込みます。
充電が終わるまではしばらく放置になりますが、その間にGoWatch 770の外観の確認してみましょう。
右サイドベゼル
こちら側にはボタンは三つ。発色のいいイエローのボタンはOKボタン(決定ボタン)です。様々な設定を決定するときはだいたいこのボタンを使うようです。アクティビティ中に押すことで一時停止になります。
ちょっと見づらいですが、◀▶/アップダウンボタン(送りボタン)が隣に並んでいます。こちらは項目の移動や記録中の距離やスピードなどを切り替えるときに使います。
左サイドベゼル
こちら側にはボタンは二つ。LAP(ラップ)ボタンとMODE(モード)ボタンです。
LAP(ラップ)ボタンは、ランニング中に短く押すことでラップタイムが記録されます。また、設定時などでは前のページに戻るか選択を取り消す役割をするようです。
MODE(モード)ボタンは、時計モードとスポーツモードを切り替えます。また長押しすることで電源のオンオフができ、電池の減りを抑えます。
また、イエローのラインにある小さな穴は、充電時に変形プレートをはめ込む穴です。
ベルト部分
バックルやラバー製のベルトは某カ◯オの◯ショックを彷彿とさせるデザインです。とても頑丈なイメージがありますし、実際摩擦に強く硬度の高い強化ガラスや、 IPX6/IPX7相当の防水仕様となっていることから、多少の激しい運動でも信頼性がありますね。
ラグとベルトは可変式になっていて、およそ180度開くことができます。意外とこの仕様は使い勝手がいいですよ。
男性にしては手首の細い僕でもベルト穴が複数あるので、ずれることなく手首に装着できて嬉しいです。
正面ベゼル
それでは充電が終わったようなので、ベゼルの液晶部分を見ていきましょう。
通常のウォッチモードでは時刻が大きく表示されていてとても見やすくなっています。(時刻は12時間表示と24時間表示に対応)
また「オートバックライト」のオンオフや、二色の色調(白か黒)を選ぶことができるようです。ちなみにオートバックライトをオフにしていても、液晶部分を軽く2回叩くと10秒間バックライトが点灯します。
大きな時刻表示の下には、曜日と月日、充電状態がすっきりと表示されていてこちらもまた視認性が抜群です。
スポーツモードでの視認性はこちらです(色調は黒にしています)。別記事で詳しくレビューしますが、上部のメニューバーに時刻が移動して表示されるようになっています。
バックパネル
スポーツに特化したアウトドアウォッチなので、肌に触れる部分は気になるところです。大量の汗をかいたままでもバックパネルと手首の間には余計な装飾がないので、気持ち悪さを感じることはないようです。
さきほど前述しましたが、ベルトが180度開くので何かと(例えば水洗いするときなど)便利です。ちなみにMade in Taiwanです
まとめ
今回は開封の様子とカンタンな本体の紹介でした。まとめますと、
・ボタン操作が思ってたよりも簡単
・防水仕様なので汗や水洗いが気にならない
・強化ガラスなので多少乱暴に扱っても問題ない(笑)
・スタイリッシュなので普段用でも使える
ファーストインプレッションとしてはこのような印象がありました。
今回はご依頼を受けた商品とはいえかなりフラット(どちらかといえば厳しめ)な目線で使わせてもらいましたが、現時点では概ねいい感じの商品でございます。
これまでGPSスポーツウォッチを使ったことがないのもあるかも知れませんが、個人的には大満足です!
次回からはいよいよGoWatch 770の設定方法と実際に使ってみたときの操作性をレビューしていこうと思います。
サイズ タテ 24.5cm x ヨコ 4cm x 厚さ(最大)2cm
重さ 70g
液晶 2cm x 2.4cm
カラー 4色(イエロー・ピンク・ブルー・ホワイト)
【PAPAGO GOLiFE RUN】
http://run.goyourlife.com
【PAPAGO JAPAN 株式会社】
http://www.papago.co.jp/index.html