OPM+ソディックの金属3DP
下げたら、いろんなこと言われるのは慣れっこですからw
とりあえず、まだOPM250Lの凄さというか、OPM社とソディックが持つ技術がどれほど凄いのかが、まるで理解されていない。
そして、今だに既存の金属3DPと他の3DPとの差さえもあやふやな投資家がほとんどw
理由は「難しいから」。
自分もまだ調べ初めてから2ヶ月も経ってないので、偉そうに技術的なことを言うつもりはありませんが、あまりにもトンチンカンなコメントが多いので、一応自分が調べた範囲で説明します。
そもそも、この製品の目的は「金型をデジタル的に造形」することが目的です。
(それのどこがすごいのかさえ理解してない人が多い)
でも、そのデータ化は当然として、それだけが金属3DPの目的じゃないですよ。
データ化による利便性
3DP化するということは、データ化されることですから、新たなものを作るときにデータを再利用することができます。また、フォーマット化することで、様々な利用方法も考え出されるはず。
例えば、アップルの社内で金型を設計して、データを中国へ送信して金型を作ることが可能になる。
時間の問題
従来は金型製作から納品までが1〜3週間掛ってたものが、1日で造形できる。
熱の問題を解決
今この問題が注目の的。
いわゆるコンフォーマルクーリング。
射出成形時の熱問題を解決するために金型から等距離・等角で3次元水管を配置する技術。
これにより、成形時間が30%削減することが可能になる。
つまり、従来の金型に付随する問題点をクリアーすることを期待されてる訳。
しかし、OPM社とパナソニックが研究したこの「革命的」な金属3DPを開発するまでは、この普及を妨げる幾つかの問題が存在していました。
それが、サポート材の問題とミーリングの問題。
いくら便利な機械であっても、金属造形後にそれに付随されるサポート材を除去したり、ミーリングが別では「面倒くさいし、時間も掛る」ので、それほどのありがたみはありません。
だから、これらをソリューションするために、OPMとパナソニックは頑張ったんです。
それで、商品化されたのが、「松浦製作所のLUMEX」であり、「OPM250L」ということ。
だから、それが世界初の普及型金属3DPと言われるゆえん。
それで、LUMEXとOPM250の最大の違いは造形後に「射出成形」機能が付随できるかどうか。
おそらく、ソディックはこの部分は特許出願しているんじゃないかと疑ってます。
後は、NC装置も違えば、ミーリング精度とか、モータの速度もすべて違いますよ、調べれば簡単にわかります。
それに、ソディックの世界的ネットワークを利用すれば、既存の放電加工機を利用するメーカーの全社に一斉に営業を掛けられる訳でですから、この意味はとてつもなく大きい。
しかも、ソディック製品の信頼性は極めて高いですから、将来的な方向性がはっきりすれば、雪崩を打ったように金属3DPが普及すると予想してます。
それで、それに付随して「金属粉」も馬鹿みたいに売れる。
フォックスコンが「すでにって生情報」も聞こえてきてますから、思惑でなく、ある程度予測可能な会社という意味でまったく心配する必要ないですよ。
迷ったら、この株を買った理由を思い出してくださいね。
2〜3日の下げは、ここだけの特別なことでもなんでもなくて、極日常の出来事ですから。
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