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現代詩というなんだかよくわからないものが詩のすべてだと勘違いしてはいけない。
人が言葉を持ったときから詩はあらゆるところにあり、その呼び名を変えようとも詩が詩であることにはかわりはない。
俺は括弧つきの「現代詩」を好まない。俺は詩が好きなのであって余計なものをくっつけて現代だの近代だの和歌だの叙情だの叙事だのいうのが非常に気に入らない。
名前なんかどうでもいいのだ。
俺が詩だと思ったものが詩だし、あなたが詩だと思って読み書きするものが詩だ。
ところで自分が居るところを詩の最先端などと思っている観測範囲の狭い人がたくさん居るが、冗談ではない。
世界は広いしWEBも広いし、携帯サイトというWWWとは少しばかり次元のずれた奇妙な進化を遂げた興味深い宇宙があるのだ。
携帯サイトで書かれる不可思議な文字列を眺めると、俺は眩暈すら感じる。
シュールレアリスムなどと偉そうに看板を掲げずとも、素で異次元の表出行為を交わす生き物がいるのだ。
彼らの書き記す謎の文様は、俺が脳みそこねくり回しても書けないし、あまり積極的に書こうとも思わないが、単純に面白く読める。
愉快なことだ。
俺は長生きしたいと心のそこから思う。