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日本中が注目する錦織選手の決勝進出
錦織圭、ジョコビッチ撃破で決勝へ!絶対王者すら押し切る“攻めの姿勢”。
錦織選手凄いですね!
日本人初の決勝進出で、2014年9月9日午前6時(日本時間)から決勝が行われる予定です。
ですが、決勝の放送の有料放送のwowwowのみが独占放映権を持っているので、残念ながら民放では放送されません。。。
そういった状態なので、wowwowで錦織選手の決勝の試合を見ようと申し込みが殺到しているようです。
錦織選手躍進の陰にはこの人の存在が
それくらい注目度が高い錦織選手ですが、同時にこの方の名前もよく目にしたり耳にすることが多くないですか?
マイケル・チャン
ちなみに下の動画は以前マイケル・チャンさんと、錦織選手が東日本での震災の時にチャリティーの試合になります。
マイケル・チャンさんがどんなテニス人生を歩んできて、なぜ錦織選手のコーチをしているのか?
その辺りを深く切り込んでいきたいと思います。
マイケル・チャンってどんな人?
マイケル・チャンさんは1972年2月22日生まれの現在42歳で、生まれはアメリカのニュージャージー州ホーボーケンです。
両親が台湾の方で、アメリカに移民したということです。
マイケル・チャンさんはアジア顔なのに何でアメリカ?と思いましたがそういったことが理由だったんですね。
成績では、グランドスラム(4大大会)において、全豪オープンで準優勝(1996)、全仏オープンで優勝(1989)、ウィンブルドン選手権でベスト8(1994)、全米オープンで準優勝(1996)という成績を残し、通算34勝、さらにキャリアでの自己最高の世界ランキング2位(1996年9月9日)につけた華々しい実績を持つ、世界でも有名なトッププレイヤーの1人でした。
31歳で現役を引退した後は、慈善事業などを行っていて、2014年の今年から錦織選手のコーチをすることになりました。
マイケル・チャンさんと錦織選手の師弟関係が始まったキッカケ
そもそも何故マイケル・チャンさんが、錦織選手のコーチをすることになったのか?
それが、さきほど上げたチャリティーマッチの動画での試合がキッカケと錦織選手も言っていたようですね。
それが2011年のことです。
錦織選手がマイケル・チャンさんにコーチの依頼をした理由が、2人の体格が似ているからというのが理由のようです。
錦織選手の身長が178センチで、マイケル・チャンさんの身長が175センチ。
欧米の屈強な選手と比較すると、恵まれたとは言えない体格で、史上最年少で全仏オープンを17歳で制覇しました。
その経験に基づいた指導を期待して、コーチの打診をしたと言われています。
結果、錦織選手のコーチ打診の思いが届き、2014年からコーチに就任したということです。
では、2014年にコーチに就任したばかりなのに、なぜまだ1年未満の師弟関係の状態で錦織選手は全米オープンで決勝まで進出出来ているのか?
そのことを知るためにはまずこの動画をチェックしてみたください。
マイケル・チャンさんがなぜ17歳という史上最年少で4大大会の1つを制覇できたのか?
なぜ錦織選手を日本人初の決勝進出まで押し上げることが出来たのか?
3分ほどの錦織選手と、マイケル・チャンさんの対談動画ですが、マイケル・チャンさんの考え方が凝縮された動画だと思います。
この動画は2014年の正式なコーチ就任前の対談動画だと思うのですが、かなり錦織選手の弱点を鋭く指摘していますね。
鬼軍曹のマイケル・チャンコーチ
また、マイケル・チャンさんの指導方法は、とにかく基本的な内容の反復練習行わせるものだったようです。
まるで高校生の練習風景のようだった。
前に入っていくフットワークやショットの質は、もちろん高校生とは比べようもない。
しかし、コーチが指示を出し、単純な反復練習を行うというのが、いかにも「部活」を連想させる。
しかも、「前、前、前、前」と、けしかけるのだ。
上記のような基本的な反復練習を徹底して行い、さらに、既にトップ選手でもあった錦織選手のプレーも相当矯正させられました。
ですがそういったマイケル・チャンさんの指導によって、さらに錦織選手の肉体・精神・メンタルが磨かれていきます。
――精神面での助言というより、完全に技術、肉体の強化がメーンですね。
「僕自身、トップ10に入るための気持ちの持ち方とかを伝授してもらうイメージだったけど、指導を受けて、技術面の相当細かいところまで直された」
その結果2014年の春の段階で世界ランキング2位のフェデラーをもってして
「ケイは近いうちトップ10に入る」と言わしめたのです。
現に、今回の決勝進出の成績を受けて、世界ランキングが8位以内は既に決定しています。
「マイケルは、相当口うるさい。正直、圭とマイケルの性格はあまり合っていないと思う。ただ、圭には経験にもとづいた説得力のあるマイケルのアドバイスが必要。一方、ダンテのようなイージーゴーイング(楽観的なタイプ)が、圭は大好き。だからダンテもいないとダメ。ダンテとマイケル、ふたりのコーチの指導がうまくミックスできているので、最高のチームになっている気がします」
ですが、錦織選手とマイケル・チャンさんの2人の性格はあまり合わないようです(笑)
たまに、錦織選手からも反論を行うこともあるようですが、大抵チャンさんには言い負かされるとのこと。
衝突しながらも、反復練習を行ったりと厳しい練習を行い、錦織選手とマイケル・チャンコーチの2人の師弟関係におけるトレーニングの日々は着実に実を結んでいたのです。
その結果、現在の全米オープンの日本人初の決勝進出という結果に繋がっているでしょうね。
日本中で錦織選手を応援しよう!
どんな状態でも錦織選手に厳しいマイケル・チャンさんが準決勝で勝利した錦織選手に「まだ終わっていないぞ」と言い、戒めたようです。
当然私のような外部の人間が言うことではありませんが、錦織選手の戦いは
まだ「終わっていない」。
本当の闘いは、ここからです。
wowowのみの放送になりますし、平日の朝からの放送なので、じっくり観れない人も多いと思いますが、錦織選手を全力で応援しましょう!
日本中の期待を力にして、是非錦織選手に優勝してもらいたいですね!!
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