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キエフ市民 停戦順守に懐疑的9月8日 4時33分
ウクライナ軍と親ロシア派の武装集団が東部での停戦で合意したことについて首都キエフの市民は、合意自体は歓迎しながらも、停戦が守られるかどうかについては懐疑的な見方が大勢です。
キエフの中心部では7日、東部に向けて、平和を求める声を届けようと、長さ1キロにわたってウクライナ国旗を横一列に並べるイベントが行われました。
イベントに参加したウクライナ人の男性は、「双方で何百人という犠牲者がでる前に停戦に合意すべきだった。でも、これまでと同様に今回も停戦は実現はしないでしょう」と悲観的な見方を示しました。
また、かつて政府機関に勤めていたという年配の男性は、「必要な行動の第一歩だと評価はするが、合意で外国の軍の撤退に触れていないことが最大の問題だ」と述べ、東部からロシア軍が撤退しなければ、和平は実現しないという考えを示しました。
ウクライナ人の若い女性は、「罪のない人たちの犠牲を止めなければならないという意味では合意を肯定的に捉えていますが、プーチン大統領が合意を守るとは思えません」と話していました。
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