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7月経常収支 2か月ぶりに黒字
9月8日 9時03分

7月経常収支 2か月ぶりに黒字
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海外との貿易や金融取引などでどれだけ稼いだかを示す、ことし7月の日本の「経常収支」は海外への直接投資の収益の受け取りの増加などで2か月ぶりの黒字になりました。

財務省によりますと、輸出から輸入を差し引いたことし7月の「貿易収支」は円安の影響で、主にドル建てで輸入されるLNG=液化天然ガスや原油の輸入額が増加したことなどから前の年の同じ月より379億円増えて8281億円の赤字と、7月としては過去最大の赤字額となりました。
また、「サービス収支」は、日本を訪れた外国人旅行者の増加で「旅行収支」が黒字になった一方で、海外企業が持つ特許の使用料が増えたことなどから、赤字幅が拡大して4590億円の赤字でした。
一方、海外との利子や配当のやり取りを示す「第一次所得収支」は配当金など海外への直接投資の収益の受け取りが増加したことなどから1兆8531億円の黒字と、黒字額は7月としては過去最大になりました。
この結果、日本が海外との貿易や金融取引などでどれだけ稼いだかを示すことし7月の「経常収支」は、前の年の同じ月と比べると30.6%減少しましたが、4167億円の黒字と2か月ぶりの黒字になりました。

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