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金子・札幌市議の「辞職勧告」可決確実 自民札連は除名の方針

(09/07 07:31、09/07 14:56 更新)

 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、札幌市議会(定数68)が金子氏の辞職勧告決議案を可決することが6日、確実になった。民主党・市民連合の呼びかけに対し、過半数の議員が所属する会派が賛成の方針を決めたため。決議案は22日開会の定例市議会に提案される。

 民主党が示した決議案の原案では、金子氏の書き込みや、アイヌ民族を先住民族と認めることを求めた2008年の国会決議を否定する発言を批判。一連の書き込みや発言の撤回と謝罪を求め、応じない場合の議員辞職を要求している。金子氏は撤回と謝罪を拒否していることから、事実上の辞職勧告となる。

 これまでに主要会派では民主党(23人)のほか、公明党(9人)、共産党(5人)、市民ネットワーク北海道(3人)が賛成する方針を決定。金子氏が離脱した最大会派の自民党・市民会議(議長を除き23人)は9日に対応を決める。ただ、決議案に法的な拘束力はなく、金子氏は辞職には応じない構えだ。<どうしん電子版に全文掲載>

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