米Googleは9月6日(現地時間)、ウェアラブル端末向けOS「Android Wear」の今後のアップデートについて発表した。
年内に少なくとも2回のアップデートを行う。最初のアップデートでオフラインでの音楽再生機能とGPSのサポートを、2つ目のアップデートでウォッチフェイス(ホーム画面)のダウンロード機能を追加する。
Android Wear搭載スマートウォッチは、Androidスマートフォンと連係してスマートフォンの音楽再生を操作できる。アップデート後は、Android Wear端末内に保存した音楽を、端末と接続したBluetoothヘッドフォンを使って聴けるようになる。ジョギングの際などに、スマートフォンを持たずにAndroid Wearだけで音楽が楽しめるようになるということだ。現在発表されているAndroid Wear端末は、いずれも4Gバイトのストレージを搭載している。
GPSのサポートにより、GPSセンサーを搭載する端末で距離と速度を追跡できるようになる。
ウォッチフェイスはGoogle Playで提供する。ユーザーはサードパーティー製を含むさまざまなウォッチフェイスで自分の端末のホーム画面をカスタマイズできるようになる。
これらのアップデートは、IFA 2014で発表された4モデル(Motorolaの「Moto 360」、ASUSの「ZenWatch」、LG Electronicsの「LG G Watch R」、ソニーモバイルの「SmartWatch 3」)を含むすべてのAndroid Wearに対応する。
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