情報過多なネット上で、知る必要の無い情報に振り回される

最近、暇な時やのんびりする時間がある時に"なんとなくネットサーフィンをする"という行動をなるべくとらないようにしている。

ネットサーフィンという言葉は死語なのかもしれないので一応説明しておくと、特に目的も無くリンクを辿って様々なサイトを巡る事を言う。

とは言っても、例えばニュースや天気をチェックしたい時もあるし、ネット配信動画を見たい時もあるし、調べ物をしたい時もある。そういう時も、目的を達成したら他のリンクは辿らないようにして、PCは電源を落としスマホは手から離してテーブルに伏せて置く。

自由で暇な時間は、録画しておいた好きなテレビ番組を見たり、横に積まれている本を読んだりして、なるべくネットからは離れる事を意識している。

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ネットサーフィンをしないようにする事と同じく、テレビも自分が見たいと思った番組以外は意味もなくダラダラと見続けないようにしている。

最近、本も電子書籍では買わない。というのも、電子書籍を読んでいると途中で休憩がてら意味もなくブラウザを開いてしまうからだ(あ、これはスマホの場合です。電子書籍リーダーは使った事が無いので、ブラウザ機能があるのかどうか知りません)。

なぜネットサーフィンやテレビをダラダラと見ないようにしているのかと言うと、余計な情報、知らなくてもいい情報、自分にとっては知らない方がいい情報などを取り込まないようにする為。

私自身「知る必要が無い」と感じているのは、自分とは関係の無い世間の平均的な情報だ。例えば同世代の平均年収だとか、平均貯金額だとか、こういう人は好かれないだとか、結婚出来ない人の特徴だとか、キラキラ輝いている同世代女性の暮らしだとか。

要するに嫉妬心や焦りを煽るような記事、つい自分と比べてしまいそうな記事、自分の考えや生き方に自信を失ってしまいそうな記事など、自分にマイナスになりそうな情報を偶然見てしまわないようにする為だ。

根本的にネガティブな私は、偶然目にした記事によって「あぁやっぱり私ってダメなのかな」と不安に思ってしまう事がある。特に一般人の発言を目にする機会が多いインターネット上には、オブラートに包まず他人を馬鹿にするような言葉も多く存在する。

自分にプラスになる情報は、自ら探しにいった場合に見つける事もあるが、ネットサーフィンをしていて偶然見つけるという事はほとんど無い。なので、私にとってネットサーフィンはマイナス要素の方が多いと感じるようになった。

インターネット程ではないけれど、テレビでも時々そういう情報を目にする事があるので、決まった番組以外は意味なく眺めるという行動はとらないようにしている。見たい番組を見たらテレビは消す。

知らぬが仏。知らなければ心がざわつく事も無い。情報過多なネットの世界を無意味に覗く事は、私にとって弊害しか無い。なので私は、なるべくネット以外の方法で暇な時間を楽しむように心がけている。