【ナビスコ杯】C大阪、一度固辞の大熊氏に後任監督就任を再度打診
2014年9月8日6時0分 スポーツ報知
J1で降格圏16位のC大阪は後半ロスタイムに19歳FW南野の公式戦3連発となる右足弾で逆転勝ちしたが、2戦合計4―5で敗退した。J初勝利のペッツァイオリ監督(45)は「意地を見せた。来季につながる」と続投意欲を見せたが、クラブは成績不振で解任する方針を変えてはいない。
複数の関係者によると、後任探しに苦慮するクラブは水面下で、育成組織「セレッソ大阪スポーツクラブ」代表理事の宮本功氏(44)をゼネラルマネジャーに指名したことが判明。育成トップの宮本氏を通じ、内部昇格での監督就任を一度は固辞されたC大阪U―18大熊裕司監督(45)への“再オファー”も検討中だ。
11戦連続未勝利のJ1リーグは残り12戦。短期間での巻き返しを目指すクラブは、チームづくりに時間がかかる外国人監督招へいを避け、C大阪の選手を熟知する大熊氏に柏戦(13日・ヤンマー)以降、J1残留争いのかじ取りを託したい意向だ。