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【全米テニス】錦織、日本勢初の決勝進出!世界1位破った!

2014年9月7日7時54分  スポーツ報知
  • ジョコビッチを破り決勝進出を決め、喜ぶ錦織圭(AP=共同)

 ◆テニス4大大会最終戦 全米オープン第13日(6日、ニューヨーク・ナショナル・テニスセンター)

 男子シングルス準決勝で第10シードの錦織圭(24)=日清食品=が第1シードのノバク・ジョコビッチ(27)=セルビア=を6―4、1―6、7―6、6―3で破り、4大大会シングルスで男女を通じて日本勢初の決勝進出を決めた。日本選手が4大大会シングルスの第1シードに勝ったのも初めて。

 世界ランク11位の錦織は、強烈なストロークで世界1位のジョコビッチを揺さぶった。第3セットのタイブレークを7―4で競り勝って勢いに乗り、第4セットは第1ゲームをブレークし、そのまま押し切った。ジョコビッチは5年連続の決勝進出を逃した。

 錦織は4回戦で世界6位のミロシュ・ラオニッチ(23)=カナダ=、準々決勝で4位のスタニスラス・ワウリンカ(29)=スイス=をいずれも4時間を超える大熱戦で連破し、日本選手として1918年の熊谷一弥以来96年ぶりの4強入りを果たして勢いに乗っていた。

 錦織は大会後発表のランキングで8位以内に上昇し、5月にマークした自己最高の9位を更新することが確定した。

 錦織圭「うれしい。世界1位の選手に勝てて、内容も良かった。後半はしっかり振り切れていた。最高のプレーだった。初めての決勝なので、気持ちをしっかり持って揺るがずにやりたい」

 ノバク・ジョコビッチ「失望している。自分のストロークができなかった。(錦織は)よく準備ができていた。本当に素晴らしいプレーだった。おめでとうと言いたい。ここまでの努力を祝福したいし、彼の方がきょうは上手だった」

 マイケル・チャン・コーチ「本当にうれしい。素晴らしいプレーだった。(錦織は)粘っていたし、本当にタフだった。(決勝へは)1日休みがあるので、よく状態を見ないといけない。リラックスする1日にして、月曜日に向けて、できるだけ回復に努めたい」

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