“親愛なるシンジへ”。マンUファンが宛てた香川への手紙。「君を手放したことを後悔させてくれ」
フットボールチャンネル 9月7日(日)9時30分配信
|
マンチェスター・ユナイテッドからドルトムントへ復帰を果たした香川真司【写真:Getty Images】 |
香川真司がマンチェスター・ユナイテッドからドルトムントへ復帰を果たし、ドイツと日本のファンやメディアからは喜びの声が上がっている。
その一方で、この移籍をユナイテッドのファンはどのように捉えているのだろうか? インドメディアの「Sports Keeda」は、ユナイテッドファンから香川真司へ宛てた手紙を掲載している。
ハロー、シンジ
君がマンチェスター・ユナイテッドに到着したとき、僕はそれを運命だと思った。君が2年後にクラブを去るとき、僕はそれを不当な仕打ちだと思った。
君がマンチェスターへ到着したときは、多くのユナイテッドファンが興奮に包まれていた。君がドルトムントでプレーする姿を見て、僕たちはクラブを変えてくれる世界レベルの選手とサインしたと確信したんだ。
君は僕たちのナンバー10となった。それまでのユナイテッドは、サイドアタックとクロス、4-4-2で有名だった。僕たちは、君がクラブに新たなスタイルを加え、モダンなチームに変えてくれると思ったんだ。君とルーニーがともにプレーする姿を考えただけで舌なめずりをしていたよ。
しかし2シーズン目、君が好ましいポジションでスタートした試合は、ほんの一握りだった。まさに不公平。左ウイングでは君は動けなかった。そして、それが君の創造力を縛りつけたんだ。
当初、2シーズン目は素晴らしいシーズンとなるはずだった。ウェイン・ルーニーがクラブを去ることになれば、ナンバー10は君のものだったはず。しかし、デイビッド・モイーズが現れたことで全てが水の泡となってしまったね。
ナンバー10の位置にティム・ケーヒルやフェライニのようなタイプを好む監督と分かっていて、君をプレーさせると考えること自体が愚かなことだった。でも、君がそのポジションでプレーした試合こと、モイーズ体制で最高のサッカーを演じていたことも事実だ(レバークーゼンとスウォンジー戦で)
最終更新:9月7日(日)9時30分
読み込み中…