白鵬、新小結・常幸龍に8戦全勝
2014年9月5日11時31分 スポーツ報知
大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)を前に横綱審議委員会(横審)による稽古総見が5日、東京・両国国技館の相撲教習所で一般に非公開で行われ、千代の富士に並ぶ史上2位の31度目優勝を目指す横綱・白鵬(29)=宮城野=は横綱、大関陣との申し合いをせず、新小結の常幸龍(26)=木瀬=に8戦全勝だった。左膝痛を抱える新大関の豪栄道(28)=境川=も参加したが、相撲を取らなかった。
日馬富士(30)=伊勢ケ浜=、鶴竜(29)=井筒=の両横綱は互いに4番ぶつかり合うなど10番ずつこなした。琴奨菊(30)=佐渡ケ獄=、稀勢の里(28)=田子ノ浦=の大関陣はそれぞれ5番と7番。この2横綱に挑んだものの、攻め込まれる場面が多く、ともに1勝止まりとアピールできなかった。
西前頭筆頭のホープ、遠藤(23)=追手風=は新小結の千代大龍(25)=九重=らと5番取り、横綱、大関陣の胸は借りなかった。