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【BOX】“激闘王”八重樫、あっ腫れ!激励殺到

2014年9月7日6時2分  スポーツ報知
  • 激戦から一夜明け、井上に背中をマッサージしてもらい笑顔を見せる八重樫(手前)

 プロボクシング前WBC世界フライ級王者の八重樫東(31)=大橋=が王座陥落から一夜明けた6日、横浜市内の所属ジムで、同門のWBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥(21)と会見した。世界3階級王者のローマン・ゴンサレス(27)=ニカラグア=に9回TKOで敗れながらも最後まで食い下がった奮闘ぶりに、ジムに激励の電話やメールなどが殺到していることが分かった。

 所属ジムの大橋秀行会長(49)は「八重樫の試合に感動した方々からの電話やメールが殺到しています」と明かした。6日朝からファンから次々と意見が寄せられた。「勇敢だった」、「すごい試合をありがとう」、「王座返り咲きに期待」など感謝や激励を示す内容ばかり。大橋会長は「八重樫の頑張りで、ボクシングを知らない人たちにもその素晴らしさを伝えられたんじゃないかな」と誇らしげだった。

 “激闘王”の八重樫はまぶたが腫れた顔で登場。敗者が一夜明け会見を行うのは異例で、人柄のいい男は「(激励は)ありがたい。悔しさはある。ゴンサレスは強かったけど、自分なりには一生懸命できた」と敗戦から目をそむけなかった。今後はライトフライ、フライ、スーパーフライ級の3階級をターゲットに入れ、「違う色のチャンピオンベルトにも興味がある」と既に獲得したWBC、WBA以外の団体の王座も狙う姿勢。「みんながワクワクするカードができるならどの階級でもいい」と闘志はまだ燃え盛っている。(飯塚 康博)

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