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【競泳】萩野、200個メ日本新連覇「狙っていった」

2014年9月7日6時0分  スポーツ報知
  • 男子200メートル個人メドレーで日本新をマーク、2連覇を達成した東洋大・萩野は、ガッツポーズを見せる

 ◆水泳 日本学生選手権(6日・横浜国際プールほか)

 競泳男子200メートル個人メドレーは、8月のパンパシフィック選手権優勝の萩野公介(20)=東洋大=が1分55秒33の日本新記録で2連覇した。4月の日本選手権でマークした自身の記録を0秒05更新。瀬戸大也(20)=早大=が1分57秒08で2位に入った。男子200メートル自由形は小堀勇気(20)=日大=が1分47秒33で3連覇を飾り、同100メートルバタフライは平井健太(20)=明大=が52秒27で初制覇。女子200メートル個人メドレーは清水咲子(22)=日体大=が2分11秒92で2連覇を果たした。

 約2週間後に開幕する仁川アジア大会へ弾みをつけるレースだった。男子200メートル個人メドレーの萩野は課題にしていた前半でイメージ通りに泳ぎ、日本新記録で圧勝。同学年の瀬戸を寄せ付けず「記録を貪欲に狙っていこうと思っていた」と満足感を漂わせた。

 苦手意識のあった最初のバタフライで、ロクテ(米国)が1分54秒00の世界記録を出した際と同じ24秒89とハイペースで入れたのが最大の収穫だった。ここ最近不振だった背泳ぎも滑らか。「バタフライは楽に泳いで25秒を切れた。スピードがついている」と成長を実感できた。

 8月のパンパシフィック選手権では、今季復帰したフェルプス(米国)に0秒02差で競り勝って金メダルに輝いたが、タイムは1分56秒02と納得いかなかった。アジア大会で狙うのが過去にフェルプスとロクテしか出していない1分54秒台だ。

 この日は最後の400メートルメドレーリレーでも東洋大の第1泳者として、100メートル背泳ぎで52秒78の好記録をマークする充実ぶり。平井コーチは「いろんな種目に挑戦しタフになっている。大きな自信になるかなと思う」と評価した。

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