Oculus Riftのリアルさは、人を殺すのか?
VRによる悲劇は、時間の問題かも知れません。
F.E.A.R.や零、サイレントヒルなど、優れたホラーゲームの恐怖は、プレイし終えた後もずっと残る物がありますよね。薄暗い廊下や誰もいない部屋が急に苦手になったりした方もいるのではないでしょうか。でも、もしそれらのゲームをOculus Riftでプレイしていたら…想像したくもありません。
Riftを体験した事がある方なら、その臨場感と没入感がとてつもないとご存知だと思います。現実の世界は消えて、本当にゲームの世界に入り込んでしまった感覚を覚えますよね。それならば、ホラーゲームをプレイ中、振り返ったその背後にF.E.A.R.のアルマがいたりしたら、恐怖で死んでしまわないのでしょうか?
「もうすぐ、VRの最初の犠牲者が出るかも知れない。」とシアトルでのVRパネルで語るのはCloudhead Gamesのクリエイティヴ・ディレクター、Denny Ungerさん。「発売されたら、いずれゲームが誰かを恐怖で殺すだろう。例えば、心臓に疾患がある方がそういうゲームをプレイしたらね。それは必ず起こるはずだ。」
もしVRハードウェアが普及したら、パッケージには必ず「何らかの疾患のある方はプレイしないように」という警告が書かれるでしょう。しかし、「VRゲームは、プレイヤーの健康の為に通常のゲームより注意を払わねばならない。」と、Ungerさんは多くの責任はデヴェロッパーの側にあるとしています。
「まだ開発キットを持っていないなら、手に取って責任の重みを感じ取らなければならない。あなたのゲームで人が死ぬかも知れない。私たちは皆その事を肝に銘じるべきだ。」と彼は結論づけました。恐怖がないホラーゲームはあり得ませんが、同時にそれによる事故も防がなければいけない。難しいところです。
source: Gameindustry.biz via Geek.com
Pranav Dixit - Gizmodo US[原文]
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