「ブログを書くまでが YAPC::Asia」とのことですので、このエントリを以って僕の YAPC::Asia 2014 が終わってしまいます。
インフラエンジニアは死んだ
インフラエンジニア(狭義)は死んだ - YAPC::Asia Tokyo 2014
トークに応募したきっかけ
「声を上げない層をターゲットにしよう」ということを、トーク募集期間中に実行委員長の和田裕介さんがブログに書かれていました。
僕が2年連続でベストトーク賞をとれた訳 #yapcasia - ゆーすけべー日記
で、よく観察してみると、グレイトな ライブラリやサービスをつくっているハッカーは 「ただ口も声も大きいから」目立っているだけで、1,000人という規模の来場者からしたら 実はごく少数のマイノリティなんすよね。
ああ、なるほど。と思いました。
なんか、いわゆるそういう声の大きい人たちの評判、反応ばかり気にしてしまって、自分の意見を言いづらいみたいな感じに勝手に自分で決めつけてしてしまっていたのかもなぁ、と気付かされました。
「ああ、なんか勘違いしてたかも」と思わせてもらえた。ので、勇気をひねり出してトークに応募してみました。
話したこと
- 自分は何を果たすべきか考える
- 名称に縛られてしまうことで行動を起こさないと死ぬ
- 必要になったときに出来る準備をしておく必要がある
ということを主張してきました。
僕自身、「インフラエンジニアだしプログラミングとか自分のすべきことの範疇の外のことだからするつもりもないし」と思っていた時期がありました。
しかし、それは誤っているのではないかという思いを持つようになり、紆余曲折を経て実際に今ではコードを書くことで解決できる問題に向き合って取り組む時間が多くなりました。
その課程の話をさせていただきました。
伝わりきらず残念だったこと
「なんかいいこと言ってたっぽいけど、結局は人の言葉の引用だよね」みたいなご意見もちらほらといただきました。
まぁ実際に発表内容にはそういう場面も少なくなく、真っ向から否定は出来ないのですが、そういう印象が真っ先に感想として出てきたということは少し残念でした。
実際に何か自分に取って刺さる内容の主張や意見に出会った時に、「刺さった」とか「いい話だった」と感想を持つことは多いと思います。
多くの場合はそこで終了してしまって、その先の自分に活かすための行いを伴うというところまでいかないのではないかなと。
僕の場合は、色々な方々の意見や教えを自分なりに咀嚼して解釈し、それを自分に活かして現在に至るというところがあります。
今回の話はその集大成という意識がありましたので、それをきちんと伝えられるような話し方が出来なくて非常に歯がゆい思いがございます。
なんかもっとこう、実例というか、もっと具体的にやってきたこととかをお話し出来れば良かったのかなぁと反省しております。
次に活かす。
意外と共感の声が聞こえてきた
嬉しいことに多くの共感の声もいただきました。
懇親会でもたくさんの方に声をかけていただき、トークの内容や境遇などについて大勢の方とお話させていただきました。
開発者のお祭だし、共感はあまり得られないだろうなーと思っていたので、同じような思いを持たれて共感してくださる方が意外と大勢参加されたいたんだなぁということに大変驚きました。
YAPC::Asia の幅の広さ、本当にすごい。
YAPC::Asia Ramen Challenge
これもまわってきて、次にまわしたし、これで本当の本当に僕の YAPC::Asia 2014 は終わったと言える。
数年ぶりに食ったなりたけ、すごくうまかったけど、食い終わった後に激しい胃もたれが襲ってきて老いを感じさせられてつらかった。
#yapcramen YAPC::Asia Ramen Challenge - @bayashi Diary
@handlename @repeatedly @studio3104 ラーメン画像UPするか、OSSに貢献してください! #yapcramen http://t.co/AmKXLkQ8MN
— kenjiskywalker (@kenjiskywalker) 2014, 9月 5
#yapcramen OSSに貢献するかラーメンを食して画像をあげてください @su_aska @shiyakeita @hattara_tw pic.twitter.com/2DVWRDwZHr
— Satoshi SUZUKI (@studio3104) 2014, 9月 5
さいごに
今年で3回めの参加でした。本当に楽しかった。
運営スタッフの皆様、スピーカーの皆様、参加者の皆様、本当に素晴らしい場を提供してくださりありがとうございました。