中国メディアによると、山東省の景勝地、泰山で6日に開かれた登山大会で、旭日旗の入ったTシャツを着た男性が参加者らに取り囲まれてもみ合いになる騒ぎがあり、警察が出動した。男性は中国人とみられる。
地元紙、泰山晩報が短文投稿サイトに転載した画像などによると、男性は旭日旗と「大日本帝国海軍」という文字が描かれたTシャツを着ており、軍国主義を肯定するのかと怒った大会の参加者らがTシャツを脱がせた。警察が男性を現場から引き離したという。
男性は「自分は日本で育った。日本ではこういう服を着ていた」などと叫んだという。(共同)