首すじがねじれてゆがんでしまったようです。
口周りに肌荒れがあるのは、涎かぶれ、といわれてしまいますが、
涎かぶれも唾液が出る部分が首すじが締まるように影響しているために症状が
でてくるのです。
写真1は、身体はうつ伏せ状態なのに、首は真後ろに近いくらいまわります。
しかし、反対向きにはほんの少ししか振り向くことができません。
この状態を解消しようとして、赤ちゃんの全身をズンズン運動して体をゆるませて
います。
大人の腕に腰かけるようにしたまま、首をもたれかからせて抱っこする習慣でいると、
首は真っ直ぐ向くことができなくなり、どんどん向きグセを強くしていくことになり
下の写真のように向き癖をつけてしまいます。
首の皮一枚下が、このように深くねじれているので、
その状態をそっくり再現する時には、
赤ちゃんは、自分のあるがままの様子なので、苦しがることもありません。
しかし、この不自然な状態から 元にもどるように矯正しましたら、
二度と写真2・3のようなまねをすることはできません。
無理に首を捻じ曲げようものなら、抵抗するし、騒ぎ立てますから、
それが、本当には防御の反射能力を発揮しているのですからそれが正常です。
写真2・3のような首のねじれがあるのをそのまま放置しておくと、
どこまでも我慢ができて行く場合と
少しのことで直ぐ切れてしまう場合と両極端な症状があらわれやすくなります。
首の向きグセには、よく注意して観察できるようにしたいものです。
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