ついめん(対面)抱っこ
ついめん(対面)抱っことは、病気をしにくい、ケガをしにくい、好奇心旺盛な子どもに育てられる抱っこの方法です。
ついめん(対面)抱っことは、ただ単に赤ちゃんと向かい合って抱っこするだけでなく、赤ちゃんと大人が一対となって対面でも背面でもコミュニケーションを取り合い、背すじ(脊柱)をまっすぐにして、その延長線上の首と腰(仙骨)が、まっすぐな位置におさまり、お互いにつり合う位置を感じながら抱っこする方法です。
これは病気をしにくい、ケガをしにくい、好奇心旺盛な子どもに育てられる抱っこの方法です。ついめん(対面)抱っこをして、背すじをまっすぐに育て、赤ちゃんとのコミュニケーションを積み重ねてゆくと、見る、見つめる、覚える、期待する、笑う、声をだす、はしゃぐなど、赤ちゃんの動きのバリエーションが多岐にわたるようになります。
「夜泣きが激しい」「抱っこしていないと泣き止まない」「便秘」「アトピー性皮膚炎」など子育て上のトラブルは、赤ちゃんの身体を歪めてしまっていることが原因になっている場合もあります。ついめん(対面)抱っこで、赤ちゃんを健康に育ててあげましょう。
赤ちゃんにあらわれるついめん(対面)抱っこ7つの効果
- 身体が歪みにくくなり左右対称の体形になる
- 呼吸量が増えて造血される
- 自然な全身運動ができ、身体が鍛えられる
- 目の焦点が合いやすくなる
- 自分の声を聞くようになる
- 首のすわりが早くなる
- 好奇心旺盛になり意欲が高まる
ついめん(対面)抱っこで脳の活性化
ついめん(対面)抱っこをして、背すじをまっすぐに育て、赤ちゃんとのコミュニケーションを積み重ねてゆくと、見る、見つめる、覚える、期待する、笑う、声をだす、はしゃぐなど、赤ちゃんの動きのバリエーションが多岐にわたるようになります。赤ちゃんをついめん(対面)抱っこすると、目が開かれて大人と視線を合わせててくれます。赤ちゃんをついめん(対面)抱っこした時の様子です。目が開かれて大人と視線を合わせてくれました。このような赤ちゃんの自発的な反応は脳と身体をつなぐ背すじのパイプが重力に沿った時にでます。
ズンズン運動について
「ズンズン運動」は文字通り「ズン」という振動を手で赤ちゃんに伝えると赤ちゃんから「ズン」と押し返されることから名づけたもので、「ついめん抱っこ」とセットで行うと相乗効果が出てきます。
「ズンズン運動」の基本形は、赤ちゃんを仰向けにして両手でそけい部に手を当てて、心臓に向かって返すように押す意識で、根気よくリズミカルに大人自身が揺れてその動きを赤ちゃんに伝える運動です。この時、決して往復運動をするのではなく、大人は押すだけで、赤ちゃんの身体が押し返してくる反動にまかせます。また赤ちゃんをうつ伏せにして仙骨部をズンズンすることも有効です。全身に揺れが届くようになると、赤ちゃんは肉体的にも精神的にもリラックスして大人の動きにゆだねてくるようになります。背すじが真っ直ぐになると、多くの場合赤ちゃんはそのまま寝入ってしまいます。
「ズンズン運動」の技術は、言葉や写真ではなかなか伝わりませんので、「ついめん(対面)抱っこ」と同様に、適宜開かれている体験会などでついめん抱っこアドバイザーから直に教えてもらう事をお勧めいたします。