01 Jun 2014
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小保方晴子問題で急浮上した「コピペ問題」は他人事じゃないよ!


1年の半分が過ぎ、6月に入りましたが、2014年上半期の最大の話題と言えば、何と言っても「STAP細胞不正論文問題」でしょう。

小保方晴子さんへの擁護論もある中、Web業界で俄然注目を集めたのが「コピペ問題」です。

小保方晴子さんを葬った!? コピペ判別ソフトが話題に

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話題のコピペ判別支援ソフト「コピペルナー」

STAP細胞の存在の是非論はともかく、小保方晴子さんが糾弾された疑惑の1つに「コピペ論文問題」があります。

このコピペ疑惑を発見したのが、ブロガーだったというのも注目すべき点ですが、Web業界で一気に注目を集めたのが、コピペ判定支援ソフト「コピペルナー」です。

「コピペルナー」は、金沢工業大学の杉光一成教授が学生のコピペ論文を防止する目的で考案されたソフトで、現在352の大学で使用されています。

このコピペ論文問題以降、売り上げが急増し、大学だけでなく、サイトの盗用にも利用されているようです。

コピペのブログやホームページも今後、かなりペナルティーを受ける

さて、この“コピペ問題”、実は今ホームページ制作においても重要な問題となっています。

それは、他人のホームページのテキストをコピペしたホームページは、グーグルよりペナルティーを食らうということです。

つまり、「コピペされたサイトやページは検索できないように削除される」ということです。

これは以前からあった、グーグルの「オリジナルで、良質なコンテンツが検索上位に上がる」という方針に基づいているのですが、2014年に入ってからさらに強化され、ある意味コピペで成立していた“まとめサイト”や「2ちゃんねる」も今後、ペナルティーを受ける可能性を示唆されています。

ブログ大手のサイバーエージェントもこれに鑑み、今年に入ってアメブロの利用規約を改定しました。
このように、「コピペ」は百害あって一利なしです。

以前のこのコラムにも書きましたが、Webで集客したければ、オリジナル原稿を書くことにどうぞ専念してください。
※分かりやすく解説するため専門用語を廃しているので、一部、あいまいな表現がありますが、ご了承ください。

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