混浴露天風呂に若い女性が増加!その背景に「面白いこと」好き草食男子
群馬県警沼田署は3日までに、旅館の脱衣場で女性を盗撮したとして県迷惑防止条例違反などの疑いで、高崎北消防署箕郷(みさと)分署(群馬県高崎市)の消防士の男(30)を逮捕した。1日正午ごろ、みなかみ町の旅館にある混浴露天風呂で、女性用脱衣所の女性客を盗撮した疑い。男女の脱衣所はついたて1枚で仕切られており、下には隙間があった。小型ビデオカメラを運動靴に入れ、靴下をのせてカムフラージュ。隙間に靴をしのばせた。他の男性客が不審な靴の存在に気づき、犯行が発覚。カメラには40代女性の裸が映っていた。容疑を認めているという。
混浴露天は群馬県をはじめ全国に現存する。混浴にエロを求める男性も多い。彼らは湯の中で女性をジ〜ッと待ち続けることから「ワニ」と呼ばれる。混浴好きの男性は「混浴にくる女は40代以上か、露出狂のブス、相互鑑賞サークルのメンバー。普通の女は少ない」と話す。
ところが最近、トレンドが変わったという。20代のA子さんは今春、2人の男友達に誘われて群馬の温泉に出かけた。「日帰り旅行というので、気軽に応じた。混浴露天風呂だと分かったのは到着した後だった」。
友達のB子さんと服を脱ぎ、脱衣場を出ると、何人もの男たちが遠慮なく視線を浴びせてきた。普通の若い女性がよく裸になったものだが「せっかく時間をかけて行ったんだし、入らないのも面白くない」とA子さんは語る。
草食系の男友達とA子さんらに肉体関係はない。草食系なのだが“おもしろいこと”には貪欲だ。知らない男からジロジロ見られる女友達を見て、湯の中でニヤニヤしていたという。若い男女の間では、多少エロくとも、思い切った行為が「おもしろい」とされるらしい。
何も知らない女性を混浴に連れていく遊びは一部の若者の間で広まっているとか。ワニたちにとっては、草食系さまさまなのかもしれない。