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錦織、ジョコビッチ破った!日本勢初の決勝進出/全米テニス

サンケイスポーツ 9月7日(日)4時7分配信

 全米オープン第13日(6日、ニューヨーク)男子単準決勝で第10シードの錦織圭(24)=日清食品=が、第1シードのノバク・ジョコビッチ(27)=セルビア=を6−4、1−6、7−6、6−3で破り、日本勢初となる四大大会の決勝進出を果たした。

 30度を超える気温の中、錦織が偉業を達成した。世界ランク1位のジョコビッチ相手に第1セット、第7ゲームをリターンエースでブレーク。第2セットこそ圧倒されたが、第3セットをタイブレークに持ち込みものにした。

 そして第4セット、勢いのまま第1ゲームを鋭いサーブリターンでブレイクすると、第8ゲームでは、この日最速となる195キロのサーブを放つなどギアを入れてサービスゲームをキープ。5−3で迎えた第9ゲームは、40−30からラリーを制して、ガッツポーズを決めた。

 錦織は「嬉しいですね。世界ナンバー1のプレイヤーに勝って、内容も最後すごい良かった。2セット目を取られて、嫌な流れというか、彼(ジョコビッチ)の強さが出てきたと感じ始めていたので、逆転できたのが嬉しい」と喜ぶと「初めての決勝なので気持ちをしっかり持って、決勝の舞台でも芯を持って戦いたい」と意気込みを語った。

最終更新:9月7日(日)4時29分

サンケイスポーツ

 

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