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経済
企業引き連れインフラ商機を狙う 首相のバングラ・スリランカ訪問
日本貿易振興機構(ジェトロ)が用地の優先取得でバングラデシュ側と合意、民間企業が工業団地運営を検討している。
スリランカでは、コロンボの渋滞緩和策としてモノレール建設計画が浮上。将来の円借款供与を視野に日立製作所が受注を狙っている。ただ総事業費1千億円が見込まれ、資金調達の課題もある。
また、日本式を採用した地デジインフラ整備に約150億円の円借款供与を結ぶ予定で、NECの送信機器システムに加えデータ放送を活用した防災システムなどソフトも提案する。
人口約2千万人のスリランカは仏教国で政情や治安の安定さが強み。既に大手商社やゼネコンなど日本企業約140社が進出し、首相訪問を機に進出が加速しそうだ。(上原すみ子)
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