しかし、僕はそういう意味では昔の僕ではなかった。全くそんな意見もそれを口にする熱量も有していなかった。テレビ完結版を楽しみに朝6時から限定テレホンカードを手に入れるために並んだり、語り合ったりする仲間はもういない。僕自身もエヴァを語るほどのエネルギーを有していない。年月は当時碇シンジと同じ歳だった僕が気がつけば碇ゲンドウに近い歳になっていた。
エヴァン下痢オン
昨日久しぶりにエヴァがテレビでやっていたので見た。うん。一応Q以外は全て押さえてはいたのだがもうなんかよくわからなかった。途中から理解するのは辞めてエヴァのキャラを使った別の作品と自分の中で処理することにして見ることにした。多分14年間碇シンジ君が寝て起きたらわけわかめな状況だけは僕もわけわかめだったので共有できたがそれ以外はもうなんか意味わからかった。まぁ、元々意味がわからないテレビアニメ時代から謎が多くスッキリしない作品ではあったので今更何か言うまい。エヴァはそういう意味ではエヴァだった。今朝インターネットを開けてタイトルが変わったとかでニュースになり人達があれだこれだと様々な学説を提唱しているのはあぁエヴァだ。懐かしい。そう思った。