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IAEA 原発周辺の海水調査で専門家派遣9月5日 23時23分
IAEA=国際原子力機関は、東京電力福島第一原子力発電所の周辺の海で放射性物質の影響について調べるため、専門家を派遣すると発表し、日本側の分析と比較することで調査の透明性を高めていきたい考えです。
IAEAは、5日、モナコにある傘下の海洋環境研究所から2人の専門家を今月8日から14日まで日本に派遣し、東京電力福島第一原子力発電所の周辺で海水の採取に当たると発表しました。
採取された海水は、日本側とIAEA側が別々に分析し、その結果を突き合わせることでデータの正確性などを検証することにしています。
原発事故の影響について、日本が独自で行った調査には、周辺国などから信ぴょう性に疑問の声が投げかけられることもあり、IAEAはこれまで日本側に複数の機関の分析を比較することが必要だと助言してきました。
今回の専門家の派遣はこの助言に沿ったもので、IAEAが関与することで調査の透明性を高めていきたい考えです。
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