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“米国人10人ほど イスラム国戦闘員か”
9月5日 13時33分

“米国人10人ほど イスラム国戦闘員か”
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アメリカ国防総省は、中東のシリアでおよそ100人のアメリカ人が外国人戦闘員としてイスラム過激派組織に参加し、このうち10人ほどが過激派組織「イスラム国」の戦闘員になっているという見方を示しました。

シリアやイラクでは、イスラム過激派組織に欧米から1万人以上が参加し、外国人戦闘員になっているとみられています。
アメリカ国防総省のウォレン報道部長は4日、記者団に対し、「アメリカ国籍を持つおよそ100人がシリアで活動している。このうち、10人ほどが『イスラム国』に参加しているようだ」と述べ、「イスラム国」の戦闘員となったアメリカ人の数について明らかにしました。
イスラム過激派組織の外国人戦闘員を巡っては、イギリスやフランスなどヨーロッパの出身者が多いとされ、イギリスのキャメロン首相は「少なくとも500人のイギリス人がシリアやイラクに渡っているとみられる」と述べています。
こうした状況に欧米各国は危機感を強めており、オバマ大統領は今月下旬に開かれる国連総会に合わせて安保理議長国として首脳級の協議を開いて対策を話し合いたいとしており、取締りを強化する決議の採択を目指しています。

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