ウクライナ東部 「停戦合意」を発表9月5日 23時04分
戦闘が続くウクライナ情勢を巡る停戦協議で、仲介役のOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の代表は、ウクライナ政府と親ロシア派が日本時間の6日午前0時から停戦することに合意したと発表しました。
これはベラルーシで行われているウクライナ東部の停戦を目指す協議で、仲介役を務めるOSCEの代表が発表したものです。
それによりますと、ウクライナ政府と親ロシア派は日本時間の6日午前0時から停戦することに合意したということです。
また、ウクライナのポロシェンコ大統領も自身のツイッターで「停戦に向けた暫定的な文書に署名した」と明らかにするとともに、軍の参謀総長に対して6日午前0時から戦闘を停止するよう命じたことを発表しました。
これについて、ポロシェンコ大統領は「ロシアのプーチン大統領が親ロシア派に戦闘の停止を呼びかけた結果、停戦に向けた文書に署名できたため」としています。
さらに、協議に出席していた親ロシア派の幹部の1人もすべての戦闘員に戦闘をやめるよう命じたことを明らかにしました。
しかし、停戦の合意が発表されたあとも協議は続いていて、停戦の期間や和平に向けた具体的な行動計画については明らかになっておらず、実際に停戦が実現するかどうかはなお予断を許しません。
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