【朝日の大罪】事実無根だった軍命令沖縄戦の「集団自決」 軍事ジャーナリスト・井上和彦氏 (2/2ページ)

2014.09.05


井上和彦氏【拡大】

 沖縄文化協会会長の星雅彦氏は2009年、月刊誌『正論』(12月号)に「『鉄の暴風』はGHQの宣撫工作だった」という文章を寄稿し、前出の《 》の部分が、70年の再版本からは削除されたことを指摘。『鉄の暴風』は、沖縄の米軍占領政策を容易ならしめるため、GHQ(連合国軍総司令部)が後ろ盾となり、日本軍を「悪」とみなして描かれた−と推察している。

 日本人や日本国の名誉を傷つける朝日の姿勢は、終戦直後から始まっていたのか。慰安婦強制連行などの嘘を32年間も放置し、日本人に自虐史観を植え付けてきた罪はあまりにも大きい。朝日は廃刊をもってその罪を償っていただきたい。

 ■井上和彦(いのうえ・かずひこ) 軍事ジャーナリスト。1963年、滋賀県生まれ。法政大学卒。軍事・安全保障・外交問題などをテーマに、テレビ番組のキャスターやコメンテーターを務める。航空自衛隊幹部学校講師、東北大学大学院・非常勤講師。著書に『国防の真実』(双葉社)、『尖閣武力衝突』(飛鳥新社)、『日本が戦ってくれて感謝しています−アジアが賞賛する日本とあの戦争』(産経新聞出版)など。

 

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