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360度カメラで完璧に掃除するダイソンのロボット

ダイソンが同社初のロボット掃除機を発表した。部屋と現在位置を把握できる360度カメラ、段差を乗り越えられる性能、アプリ制御などが売りだ。日本で先行発売される。

 
 
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TEXT BY MARGARET RHODES
PHOTOS BY DYSON
TRANSLATION BY TAKU SATO, HIROKO GOHARA/GALILEO

WIRED NEWS(US)

ダイソンは、16年間におよぶ試行錯誤と実験を経て、同社初のロボット掃除機「ダイソン 360 Eye」を発表した。

iRobot社が初のロボット掃除機「ルンバ」を発売したのは2002年のことだったが、ダイソンは、自動掃除機につきものの制約を取り払うため、あえて時間をかけて取り組んでいたようだ。

360 Eyeは、360度カメラを利用して室内を45度の角度で捉え、1秒間に30枚の写真を撮影。これらの写真を組み合わせて、部屋の地図をリアルタイムで作製するという。

その後360 Eyeは、自分の現在位置を三角法で測定して、部屋の中心を見つけ出し、そこを起点にらせん状に回りながら掃除を始める。そして、3m四方のエリアを掃除したら、場所を移動して新しいエリアを掃除するのだ。

360 Eyeでは、ペットやテーブルの足の場所を把握するのに赤外線センサーが使われているが、空間認識のほとんどは、部屋の地図をリアルタイムで作製できる機能が担っている。

 
 
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