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「ロマサガ」ファン必見の『AVALON』で注目の「摩天楼オペラ」って?

2014年9月5日 11時30分

ライター情報:はなふさ ゆう

「AVALON」Limited Edition 摩天楼オペラ/キングレコード

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ゲームファンでその名を知らない人はいない、「ロマンシング サ・ガ」シリーズ。1992年にスクウェア・エニックスからスーパーファミコン用のコンピューターRPGとして発売されて以来、その対応機種を携帯アプリやWii、WiiUなどへと広げ、現在も根強い人気を誇っている。

ゲームデザインやシナリオは「サガ」シリーズの生みの親と呼ばれる河津秋敏氏が、バトルデザインや独創的なアイデアの数々は小泉今日治氏が手がけてきた。

さらに、ゲームの世界を作り上げるうえで大きな役割を果たす音楽は、『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)のサウンドをはじめ、数多くのゲーム音楽を世に送りだしてきたゲーム音楽界の騎手・伊藤賢治氏が担当。またキャラクターデザイン・イラストを担当する小林智美氏の繊細な描線は、美麗な空気をまとった世界を確立してきた。

このように一流制作スタッフが作り上げてきた「サガ」の世界。なかでも、サウンドとビジュアルの強烈な融合は長い間ファンの心を掴んできた。

そんな伊藤賢治氏と小林智美氏のコラボレーションが、「サガ」シリーズ以外で実現したと話題を呼んでいる。ヴィジュアル系ロックバンド「摩天楼オペラ」が2014年9月3日にリリースしたアルバム『AVALON』は、この強烈なタッグが加わることで壮大な世界観を実現させた作品だ。

・異色のコラボレーションを堪能せよ!
では、イトケン×小林智美がコラボレーションした「摩天楼オペラ」とは、一体どんなバンドなのだろうか。2007年に結成され2010年にメジャーデビューした摩天楼オペラは、シンフォニック・メタルやシンフォニック・ロックを基調に、ヘヴィなメタルサウンドと現代的なデジタルサウンドに、美しいオーケストラや合唱が混ざり合った独自のスタイルを確立している。

メンバーはヴィジュアル系バンドには珍しくキーボードを含む5人体制。キーボーディストの彩雨(あやめ)氏は慶応義塾大学環境情報学部で学び、楽曲制作やライブパフォーマンスにITを駆使することで有名。

ライター情報: はなふさ ゆう

研究生活を送るかたわら、ウェブサイトや雑誌で執筆をする自宅警備員
Twitter:@HanafusaYu

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