安倍首相激白 “石破の乱”、習主席メッセージ、朝日誤報… 単独インタビュー (1/4ページ)

2014.09.05


内閣改造・自民党役員人事を断行したばかりの安倍首相。その内幕を夕刊フジだけに明かした【拡大】

 安倍晋三首相が、内閣改造・自民党役員人事を終えて、夕刊フジの独占インタビューに応じた。船出した「実行実現内閣」の使命と覚悟や、女性閣僚への期待、サプライズだった谷垣禎一幹事長起用の裏話と、石破茂地方創生担当相との秘話、サラリーマンが気になる消費税再増税の行方、北朝鮮の拉致問題、朝日新聞の慰安婦問題の大誤報など、思う存分に語った。

 ──実行実現内閣がスタートした

 「一昨年12月に第2次安倍内閣を発足させてから617日間、1人の閣僚も替わることなく、デフレから脱却して日本経済を成長させる。外交を立て直す。社会保障制度を改革するなど、さまざまな課題に取り組んできた。これらは国民に広がっていた『日本はもう成長できないのでは』という不安を払拭し、『努力次第で未来は変えられる』『日本は再び、世界の真ん中で輝くことができる』という自信を取り戻すためだ」

 ──経済環境は変わった

 「景気は回復軌道に乗っている。だが、地方を中心にこれを実感していない方々がたくさんいる。3日に発足した改造内閣の使命は、回り始めた歯車をさらに加速させて、この実感を全国津々浦々にまで届けることだ。大胆な政策を立案・実行して地方を創生する」

 ──女性閣僚5人が注目されている。スポーツ新聞は「女子力内閣」「オンナノミクス内閣」「ももクロ内閣」などと書いていた。どれが、しっくりくるか?

 「私の感覚では『女子力開花内閣』かな(笑)。安倍内閣は『女性の輝く社会の実現』も掲げている。いずれも適材適所の人材で、期待したい。荒波を乗り越えていくには、ベテラン航海士の経験と、中堅船員の技量、ボイラーに石炭をくべる若手のパワーなどが必要だ。みんなが(内閣という船に)乗り込んで、力を発揮できる態勢になった」

 

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