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デジタルとアナログの架け橋となるか!?Bluetooth付き紙ノート CamiApp Sが届いた
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デジタルとアナログの架け橋となるか!?Bluetooth付き紙ノート CamiApp Sが届いた

2014-09-05 23:08

     コクヨからコクヨらしからぬデジモノガジェットが発売された。
     いわずとしれたCamiApp S(キャミアップ・エス)である。

     もともとキングジムでいえばShotNoteにあたるのがCamiAppなのだが、今回の「CamiApp S」はSがついてるけどひと味もふた味も違う。

     なんとBluetooth内蔵で撮影することなく手書きデータをデジタイズできるのである!


     会社で「そういや今日あたり届くんじゃないかなあ」とぼんやり話をしていたら、Amazonのアカウントサービスで自宅の宅配ボックスに着荷しているのを確認。あわてて家まで戻って持って来た。もちろんまだ届いてない哲郎に自慢するためだ。

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     箱は驚く程ふつう。

     ちなみにこのCamiApp、iOS版とAndroid版があり、Android版はNFCで簡単にペアリングができるらしい。

     さらに片面のみのメモパッド型と見開きで書けるノート型の二種類があり、僕はとりあえずメモパッド型をゲット。早速開梱する。

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     本体にメモ帳をセットするとこんな感じ。デフォルトではヨコ罫のメモ帳がついてくるが、方眼、スケジュールみたいなやつに換装も可能。


     ちなみにこれだとサイズ感が解らないと思うのでiPad miniと比べてみた。

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     ちょうどふた回りくらいでかいかなーという感じ。
     まあiPad miniと使い道が大きく異なるのでこのサイズの違いは気にならない。
     もっと重要なのは軽いこと。

     軽いってのはいいよねー。
     

     しかしこのCamiApp S、enchantMOONと同じでペンを収納する場所がない。
     ペンがないと完全に文鎮になってしまうデバイスだけに他人事ながら心配になってしまう。

     ちなみにノート型の方にはペンを収納する場所があるとかないとか(未確認情報)

     ペンはふつうのものより一回り大きい感じで握りにくいかと思ったけどそこまでは気にならなかった。


     ところがどっこい、ここまでは実にスムーズだった。つまり使い始める「前」は。


     いざ使おうとすると、なかなか接続されない。しかも謎のエラー番号を吐き出すので泣きそうになる。
     そこで買ってしまって繋ぎ方が解らない!という人のためにiOS版で僕が試した方法を書いておく。

    1)電源を5秒長押ししても、Bluetoothの青いLEDが点滅しない場合(僕はこうだった)、
     Bluetoothボタンを5秒長押しすると、点滅を始める
    2)このあと、AppStoreからダウンロードしたCamiAppアプリでBluetoothを認識させる
    3)接続できませんでした、みたいなエラーが出ても、シリアル番号とかとれてればとりあえず
     接続完了


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     面白いのは、同期したいページは最後に右下にある「SAVE」項目をチェックするということ。
     「自動的に同期」を設定しておくとCamiAppアプリが一定時間ごとに取りに来てくれる。それを使わない場合はチェックマークのアイコンをタップするとその時点で同期される。

     面白いのは、1から9までのアクションマーカーを設定しておくと、Evernoteやdropboxに自動的にアップロードしてくれる機能。これはCamiAppアプリで設定できる。これも一種のプログラミングだね。それほど複雑なことはできないけど、どのノートブックに保存するかまで選ぶことが出来るので、議事録、アイデアメモ、プライベート、共有ノート、みたいな感じで使い分けられる

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     iOSの場合はアルバムに保存するとiCloudで同期もできるのだろう。きっと。
     肝心の取込んだ絵はというと・・・


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     なかなかの追従性。
     相変わらずエンちゃんが「誰だお前」になってるのは僕の絵心の問題なので目をつむるべし
     データはJPEGで保存されているけど、CamiApp Sの内部ではベクトルで取っているらしく、なんと簡易的な文字認識が走っている。

     Evernoteなどにアップロードする場合、文字認識結果を検索用に同時に保存するようだ。

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     まあ僕の悪筆の問題なので、CamiAppがcan・APPになってしまったが、もとの文字を読めばわかるけどこれでCamiAppとわかれというのは無理な話である。

     特筆すべきは、ロゴの一部として書いたenchant.jsを認識してること。まあenchatjsになっちゃっているけど。

     かなり苦しい「エンちゃん」はなんとか認識してる。


     ちなみに注意しないとならないのは、このデバイスは一度SAVEしてしまうとそれ以前のデータは消えてしまうのでコンテキストとしては書き終わったら必ずSAVEして他のページを書かなければならないということと、書き足した場合は再度SAVEしないといけないというところ。


     しかも書き足してSAVEした場合は、差分しか保存されないので、差分を保存しておいてあとでもとのデータと紐づけて合成するという処理をCamiAppアプリで行わなければならない。


     いまの技術で本物の紙とデジタルを融合しようとするとこのあたりが限界か。
     1ページごとにRFIDタグを貼付けたらコストとかとんでもないことになりそうだしなあ。


     というわけで、次回の電脳空間カウボーイズZZの生放送では、コクヨさんにダメモトでオファーをしたらOKを頂いたので、CamiAppS緊急特番を企画しています。


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