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【プロ野球】巨人M22点灯 首位攻防戦で広島に3連勝2014年9月5日 紙面から
◇巨人1−0広島セ・リーグは4日、首位巨人に優勝へのマジックナンバー「22」が今季初めて点灯した。巨人が広島に1−0で勝ち、DeNAが阪神に3−5で敗れたことで、巨人以外のチームに自力優勝の可能性が無くなった。巨人は残り26試合のうち、広島との直接対決4試合に全敗しても、22試合に勝てば88勝55敗1分けで勝率6割1分5厘となり、広島が残り試合に全勝した場合の87勝55敗2分け、勝率6割1分3厘を上回る。巨人との対戦が8試合残っているDeNAも、この日の敗戦で巨人の勝率を自力では上回れなくなった。 ◇ 巨人が首位攻防3連戦に3連勝し、貯金を今季最多に並ぶ15とした。5回1死一、三塁から長野の二ゴロで挙げた1点を守り切った。沢村が7イニング無失点で3勝目。広島は好投の福井を援護できず、今季初の同一カード3連戦3連敗。 ◆3連覇へ前進リーグ3連覇へ大きく前進だ。長野、前橋、宇都宮を転戦した首位攻防戦。巨人がまたも強さをみせつけた。5回に先制した1点を先発・沢村から始まった4投手のリレーで守り切った。眼下の敵・広島との直接対決は3連勝。赤ヘル軍団だけでなく、甲子園で敗れたDeNAの自力Vが消えたため、優勝へのマジックナンバー「22」が点灯した。 「守り切ったというところですね。どっちに転んでもおかしくない試合を3つ取れたことはよかった」と原監督。甲子園より早く試合が終わったため、マジック点灯自体の感想はなかったものの、進撃への自信は深まるばかり。「ギリギリの中、3つ勝ったことを大きなエネルギーに変えていきたい」。試合後会見での表情には確かな手応えがにじんでいた。 チームに勝利をもたらしたのは先発・沢村の好投だった。球場のある栃木県で生まれ育った右腕にとって、今回がプロで初の凱旋(がいせん)登板。清原球場での登板はここまでの成長をみせる格好の舞台だけに、ぶざまな姿を見せるわけには絶対にいかなかった。 「僕は栃木で生まれて育った。ここで投げることを目標にしてきた」と沢村。実力をみせつけたのはロサリオとの対決だった。3回が2死一、三塁、5回が2死満塁の大ピンチ。右腕は一歩も引かなかった。2回を含めて、フォークで圧巻の3打席連続三振。足がつったため7イニングで降板したが、「栃木の皆さんにいい姿を見せられてよかった」と満面の笑みだ。 原監督は気を緩めない。4安打に終わった打線に「まだ課題があるんだね」と苦笑いすると、「高い集中力を持って戦いたい」と眼を先に向けた。5日からは最下位・ヤクルトとの対戦。歩みを止める気はない。頂点まで一気に突き進む。 (川越亮太) PR情報
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