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NY警察官に小型カメラ装着 活動の様子記録9月5日 16時01分
アメリカ・ニューヨークの警察は、警察官の職務質問などが人種差別的だという判決を受け、試験的に小型のカメラを警察官に装着させてパトロールの様子を記録することを決め、警察官たちが人種にとらわれずに活動しているかを検証するものとして注目が集まっています。
アメリカでは、警察官が職務質問や身体検査を行う対象が黒人やヒスパニックに集中しているとして批判されており、ニューヨークでは去年、警察の活動が人種差別的で違憲だとする裁判所の判決が出て、小型カメラの導入を求められていました。
これについて、ニューヨーク市警察本部のブラットン本部長は、4日、試験的な取り組みとして、年内に一部の警察官に小型のカメラを装着させると発表しました。
小型カメラは、眼鏡の縁につけるタイプと胸元につけるタイプの2種類で、合わせて60台を導入して警察官たちのパトロールや職務質問などの様子を記録するということです。
アメリカでは先月、中西部ミズーリ州で黒人の少年が警察官に射殺されたことが大きな社会問題になったばかりなだけに、ニューヨークでの小型カメラの導入は、警察官たちが人種にとらわれず公平に活動しているかを検証するものとして注目が集まっています。
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