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国交省 離島の車検負担を軽減へ
9月5日 14時12分

国土交通省は、離島に住んでいる人の自動車の車検にかかる負担を軽減するため、国による出張検査を増やすほか、車検が受けられる期間を延長するなどの対策を取ることになりました。

国土交通省によりますと、全国の311の離島のうち、国の検査場や出張検査など現地で乗用車やトラックの車検が受けられるのは全体のおよそ20%にとどまり、離島の多くでは車検が受けられる場所にフェリーで車を輸送する必要があるということです。
こうした離島での車検にかかる負担を軽減するため、国土交通省が対策をまとめました。
それによりますと、離島での車検については、国が行っている出張検査を行う回数や場所をこの秋から増やすほか、来年4月からは車検を受けられる期間を延長して、従来は車検証の有効期間が満了する1か月前からだったものを2か月前からとするなどとしています。
これについて、太田国土交通大臣は5日の閣議のあとの記者会見で、「多くの要望が寄せられていたが、これらの対策によって車検を受ける機会が拡大し、負担軽減が図られるものと考えている」と述べました。

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