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紳助さん望めば「受け入れ態勢はある」

　吉本興業の大崎洋社長が４日、京都市内で、同社が企画協力し、前身の京都映画祭を「京都国際映画祭」（１０月１６～１９日＝よしもと祇園花月など）として復活させた発表会に姿を見せ、友人関係が続く元タレントの島田紳助さんについて「（本人に）復帰（の意志）はないです」などと語った。

　紳助さんは先日、大阪市内で、友人歌手ＲＹＯＥＩのライブで登壇し、１日限定で復帰。大崎社長はその「１０日ほど前」に会っていたことも明かした。

　引退後も複数回、大崎社長は紳助さんと会っており、芸能界復帰の話題になっても「しないって言う」とし、復帰意志がないことに変わりはないようだ。

　両者は所属事務所の社長、元タレントという間柄だけでなく、大阪で生まれた吉本の東京進出へ向かって、ともに駆け抜けてきた長年の盟友でもあり、いまだその信頼関係は強い。

　類いまれな紳助さんの才能は、大崎社長も感服しており、引退後も評価が変わるはずもない。

　それゆえ、１２年１月の年頭会見では公の場で「私たちは彼の才能を惜しむものであります。願わくば、社会の皆様、ファンの皆様、マスコミの皆様のご理解を得て、いつの日か私ども、吉本興業に戻ってきてくれるものだと信じております」とあいさつしたこともあった。

　大崎社長は今なお「２年前の（あいさつ時と）気持ちと変わりはない」とし、万一、紳助さんが芸能界復帰を望めば「受け入れ態勢はある」と話した。

　［2014年9月4日21時3分］

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